経営企画部
経営企画課

2023年中途入社 Y.M

中途採用から営業の契約リスク管理、予算・決算管理、プロジェクトの進捗管理を担当。
社内の各部署や役員とも連携を取りながら、経営に直結する重要な意思決定を支える役割を担っている。
迅速かつ的確に市場の動向を捉えながら自社の魅力を発信している。

Q.01現在の仕事内容を教えてください。

現在、私は契約のリスク管理、予算管理、プロジェクトの進捗管理などを担当しています。
これらの業務を通じて、社内の各部署や経営陣と密に連携を取りながら、経営に直結する重要な意思決定を支える役割を担っています。

入社した理由は?

前職は物流会社で働いており、その経験を活かして2年前にリスク管理担当として採用されました。業界自体は未経験でしたが、ビジネスの基本構造に共通点を見出し、リスク管理の仕事内容を詳しく聞いた際に、これまでの経験との親和性を感じました。そして、自分のスキルが活かせると感じたことが入社のきっかけです。

具体的な仕事内容を教えて下さい

商品相場の変動に伴い発生する在庫している商品のリスクの管理を中心に行っています。物の値段は需給の関係で常に動いています。相場が大きく下落してしまった場合は、最悪、自社で在庫している商品を安値で販売しなければならない可能性もあり、会社に大きなダメージを与えてしまいます。一方、お客様に1年後に納入するを売り契約を締結した後に、商品の調達は納入まで行うと言ったオペレーションを採った場合、調達のタイミング次第で相場が大きく上昇してしまうと、売り契約よりも高値で仕入れる事になるのでその場合も大きな損失が出てしまいます。
万が一そうなってしまった時でも被害を最小限に抑えるべく、営業部署で仕入れた在庫が適切な数量であるのか、相場に対する評価損が大きく出ていないか、商品毎に日々、モニタリングをしています。

このプロセスには数字の分析力だけでなく、市場動向や業界のトレンドを多角的に捉える力が求められるため、責任は大きいですが非常にやりがいを感じています。さらに、日々のルーティン業務に加えて、新規プロジェクトのリスクアセスメントを行うこともあります。これにより、会社全体の目標達成に向けた道筋をサポートできる点が、仕事の魅力の一つだと感じています。

Q.02これまでの仕事の中で
印象に残っていることは?

モニタリング業務はどのように活かされるのでしょうか?

私の中で特に印象に残っているのは、リスク管理を日々モニタリングしている中で、在庫の単位や相場の変動が商品毎に状況が常に異なり、それぞれ別々の特徴を以って変化をしていることです。
そのような動きをモニタリングし、タイムリーに社内で共有することも私の役割の一つです。このプロセスでは、リアルタイムでの意思決定が求められる場面も多く、自分の判断が会社の成果に直接影響する点に強い責任を感じながら取り組んでいます。

また、社員向けのリスクに関する勉強会も実施していて、会社全体でリスク管理の重要性を知ってもらう取り組みも行っています。

役員向けの資料作成で得られたものはなんでしょうか?

定期的な業務以外では、役員会議用の資料作成という非定型業務も担当しています。この会議は、会社全体の予算やプロジェクト等、会社運営の方向性を決める重要な会議で年に2回開催しています。それに向けた資料は100ページ前後になることもあり、特に印象深い業務の一つです。この業務を通じて、会社全体の動向や経営陣の考え方が理解でき、非常に貴重な学びの場となっています。

資料作成では、細かい数字の確認や分析だけでなく、社内の部署間の調整や情報精査も求められます。特に、経営陣が即座に意思決定を行えるように要点を分かりやすくまとめる工夫が必要です。非日常的な業務だからこそ、達成感も大きく、完成した資料が経営陣に高く評価された時は、自分の貢献を強く実感する瞬間です。

Q.03伊藤忠食糧は、成長の場として
どのような環境だと思いますか?

どんな時に成長感を味わえるのでしょうか?

伊藤忠食糧は成長を実感できる環境だと強く感じています。特に、役員会議用の資料作成では、会社全体を俯瞰する視点が求められ、自分のスキルアップにつながる場面が多くあります。この資料は役員が確認するため、精度や内容のクオリティが厳しく求められますが、その分、責任感を持って取り組むことができ、完成した際には大きな達成感を味わえます。

また、一般社員として経営陣と密に関わる機会があることも、この会社ならではの特徴だと感じています。経営企画課という場で業務を任され、その重要性を認識しながら取り組む中で、自分自身の視野が広がり、会社全体を考える力が養われています。昨年と今年の売れ筋の違いや、今期の傾向、それに伴うコストの増減など、幅広い視点で物事を捉え、バランス感覚を磨ける環境が整っていることに感謝しています。

伊藤忠食糧の風土に関して教えてください

会社として若手社員を育成しようという風土があり、挑戦する機会を与えてもらえる点も魅力的です。失敗してもフォローしてくれる上司や同僚がいるため、安心してチャレンジできる文化が整っています。こうした環境が、私自身の成長を支えていると実感しています。

ONE POINT

PL(損益計算書)
企業の一定期間(年間、四半期間、一か月)の企業活動によって生じた収益や費用、利益を把握するためのもので、伊藤忠食糧では各部署毎にPLを作成しており、経営企画課が経理課と連携しながら全社の取りまとめをし、会社全体の年間計画に対する進捗状況を把握します。経営企画課にいると日常の会話でよく出てきます。

予実管理
予実管理とは予算と実績を管理することです。予実管理を行うことで年初に経てた目標に対し、計画通りに推移しているか把握ができます。計画と実績に差異がある場合、その原因を洗い出すことで適切な改善策が検討でき、効率的に目標達成が目指せるようになります。
経営企画課は計画に対する進捗状況を経営層に対して説明をしており、定量的・定性的な分析を毎月行っています。

ある1日のスケジュールを拝見

9:00

メールチェック
担当業務のタスクを進める

週・月・年のスケジュールを考えつつ、短期的業務、中長期的業務をバランスよく進められる様、その日のタスクを決めています。突発的対応もあり、予定通りにいかないこともありますが、上司と情報・進捗共有しつつ進めています。

11:00

社内報告取りまとめ

日々、伊藤忠商事グループで管理している項目について、社内の数字を取りまとめて報告をしています。

12:00

席でランチ

ビルの地下や周辺のお店で食べる人、席で食べる人等様々ですが、席派です。

13:00

課会

週に一度、課のメンバーで業務共有をしています。
各自、出社と在宅を組み合わせて勤務をしているため、毎日顔を合わせる訳ではなく、お互いの仕事内容を把握するために行っています。

14:00

社内ミーティング

新規商品取り扱いに際しての社内運用、予算達成状況、来年度予算に向けて等、必要に応じてミーティングを行い、社内合意を取りつつタスクを進めていきます。

18:30

退社

満員電車に揺られながら帰宅。たまに同僚と飲み会を開催することもあります。

STAFF INTERVIEW

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