米穀本部
米穀営業部
営業第一課

2023年中途入社 R.N

米穀の新規提案からリテール支援や物流と連携し新規顧客を獲得する若手営業職。
各地域の飲食店の方や惣菜バイヤーとコミュニケーションを取り、情報収集や提案を行い、顧客ニーズに合わせ定番商品の安定供給だけでなく、季節ごとの特別メニューや新商品の開発支援を提供する。

Q.01現在の仕事内容を教えてください。

私は現在、米穀本部の米穀営業部 営業第一課に所属し、主に業務用の米を中心とした営業を担当しています。
主なお客様は飲食店やスーパーの惣菜部門で、日々、各地域の飲食店の方や惣菜バイヤーさんとコミュニケーションを取りながら、情報収集や提案を行っています。

具体的な仕事の内容を教えて下さい

業務用米の営業では、製品の提案に加えて、季節ごとの特別メニューや新商品の開発支援もしています。また、アフターフォローも重要視しており、社内のリテール支援課や物流部門と連携して、お客様に対して総合的なサービスを提供しています。例えば、炊飯品質改善に向けたアドバイスや、生産者さんとお客様を結びつける取り組みを行っています。

営業をするうえで気にしていることはなんでしょうか?

お客様のニーズは多岐にわたり、市場の変化に対応するためには柔軟な提案が求められます。特に、相場の変動や安定供給が大きな課題です。業務用米では供給の途切れが許されないため、安定供給を確保するために、複数の調達先との信頼関係を築くことが非常に重要です。さらに、各お客様の課題に合わせたカスタマイズ提案を行い、最適な解決策を提供することが私の役割です。

新規開拓営業にも力を入れており、テレアポからの提案で成約に至った経験は、営業スキル向上の大きな糧となっています。日々、多くのステークホルダーと連携しながら、「米」という商材の奥深さと、その重要性を実感しています。

Q.02これまでの仕事の中で
印象に残っていることは?

最も印象に残っているのは、私がこれまで抱いていた「米を買う」という感覚との大きな違いです。一般的にはスーパーで10kg程度の米を購入するのが普通だと思いますが、現在の仕事では、1年分の米をまとめて購入するような長期的なスパンでの取引が中心です。

求められるスキルは?

例えば、年間契約で安定供給を求められる中、気候や市場動向の予期せぬ変動が起きた場合には、価格調整や供給計画の見直しが必要になります。このような状況では、経験や相場を読む力、そして提案力といった3つのスキルが試されます。
これらのスキルがうまくかみ合ったとき、お客様にとって最適な提案ができると実感しており、ひとつひとつの案件が非常に印象深いものとなっています。

業務での経験を教えて下さい

生産者さんとの共同でプロジェクトを進めた経験も特に心に残っています。生産者さんと密接にコミュニケーションを取りながら、どのように食材を販売するかを一緒に考える過程で、地域の食文化や土地ならではのこだわりを学ぶことができました。

その中で、生産者さんの思いを消費者の皆様に伝えるためのポスター作成など、クリエイティブな取り組みにも挑戦しました。こうしたプロジェクトでは、生産から販売までのプロセスを生産者の方々と共有し、計画が成功したときに、その喜びを共に分かち合える瞬間が何よりの魅力です。

Q.03伊藤忠食糧は、成長の場として
どのような環境だと思いますか?

伊藤忠食糧は、自分自身を大きく成長させられる環境が整っていると強く感じています。その理由の一つは、業務が販売だけで終わらず、販売後のアフターフォローまで含めて一連の流れを経験できる点です。

例えば、生産者さんと連携して販売を進める場合、必ずしも想定通りに売れないことがあります。その際、販売者さんや生産者さんと一緒に改善策を模索しながら売上向上を目指す過程は、課題解決能力や営業スキルを磨く貴重な機会となります。現場の課題に取り組む中で、自分の実力が少しずつ確実に向上していくのを実感しています。

また、米の営業では炊き方や炊飯量、売り方、さらにはどのような食材と組み合わせるかなど、多岐にわたる条件を考慮する必要があります。これらを総合的に提案できるのは、川上から川下までトータルサービスを提供できる伊藤忠食糧ならではの強みだと感じています。

この環境で経験を積む中で、自分の「引き出し」がどんどん増えていくのを実感しており、これまで挑戦したことのない分野や業務に取り組むことで、成長を感じる場面が多々あります。

さらに、伊藤忠食糧では先輩社員や上司からのサポートが手厚く、日常的に知識やノウハウを共有する文化が根付いています。的確なアドバイスを受けながら成長できる場面が多くあり、チーム全体で互いに助け合いながら成功を目指し、成長を支え合える環境に感謝しています。

ONE POINT

お米の業界では「SBS(Simultaneous Buy and Sell)」と呼ばれる入札システムがあります。農林水産省が管理しており、日本に輸入されてくる外国産のお米の量を調整しているのです。SBSのシステムを使用し、日本に輸入されているお米の種類には短粒種、中粒種、長粒種があります。エスニック料理で良く使用されるジャスミンライス(香り米)も含まれます。因みに、皆さんが良く口にされる日本のお米は「短粒種」に当たります。

<お米の主な生産エリア>
 短粒種:日本、中国東北部、
 中粒種:アメリカ、オーストラリア
 長粒種:タイ、ベトナム、インド

ある1日のスケジュールを拝見

8:30

出社

業界誌、メールチェック。

9:00

事務処理対応

客先向けプレゼン資料作成。

11:00

業界情報収集

各仕入先と情報交換。

12:00

ランチ

新規営業先開拓のため、新しい飲食店等で積極的に市場調査。

13:00

既存客先訪問

米穀情勢のご説明、新規商材のご提案。

15:00

新規客先訪問

会社説明、新規提案。

17:00

商談内容整理

次の商談への組み立て。

18:00

退社

仲間とカラオケへ。

STAFF INTERVIEW

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