『食糧』と『食品』の違いってご存知ですか? そもそも『食糧』って何を指す言葉でしょう?
知っているようで実は知らない『食糧』のことを解説します。
米や麦などの主食のことで、蓄えたり携帯したりするもの 生きていくうえで必須の食べ物
肉や魚、穀物や野菜など食べ物全般のことや料理の材料
「食糧」とは、主食となる米や麦などを指す言葉です。
「糧」には「蓄えておく食べ物」「携帯する食べ物」という意味があります。
古来より米は貯蔵庫に蓄えられ、おにぎりとして持ち歩かれてきました。
そして「食糧」という単語は、主に米、麦などのような主食を指すようになったのです。
主食を指す「食糧」は、「生命を維持するための食べ物」ということになります。
当社では、この食糧のみならず、主原料となる乳製品、カカオ、ゴマや、副原料となる砂糖、油脂、澱粉のほか、原料ではなく 製品まで食糧を中心に幅広い商材を取り揃えております。
多くの食品商社は、食品メーカーと小売の間に立ち食品自体を販売するとともに、市場調査から物流までを担っています。
これに対して伊藤忠食糧の場合は、基本的に食品原料を中心に扱っていることから、産地や原料メーカーと食品メーカーの間に立つことが多くなります。
伊藤忠食糧では商材と商流を3つの大きな部署に分けて運営しています。
また、営業とは別に、食品安全管理や、品質管理など、商社では珍しい品質面でのフォローを行う体制を整えています。
伊藤忠食糧は2011年の設立以降、順調に成長して参りました。
一方でその成長に慢心することなく、設立から何を大切にしてきたのかを振り返り、今後社会に何を提供し、貢献していくかを定めています。
当社が未来を考えるとき、その創業からの地道な取り組みを決して忘れることなく、何をめざし、どこに向かうべきかを自問するとき、必ずこの原点を振り返ることが必要だと考えます。
そしてそのことを後世の当社に携わる人たちに伝えていく必要があります。
食糧調達から食品製造、その技術や知識を資産に、
食のあり方を追求し、活力の源となる、
よりよい食のある、幸せに貢献する。
それが、当社が果たすべき使命です。
VISION
使命を達成するためのビジョン
食にまつわる全体的な活動のなかで、産地(農地)と加工業者、そして食卓(消費者)までをつなげる企業になることで、
『顧客とともに食の進化に貢献する』ミッションが達成されます。
FIELD
使命を達成するためのフィールド
これまで以上に顧客起点へ踏み出し、お客様のイノベーションを支援し、新しい価値を作り出すことが、
伊藤忠食糧の進むべき将来の姿だと考えます。
VALUES
企業としての価値観
伊藤忠食糧は社員一人ひとりのありかたを定義しています。
商品が食品となり消費者の口に運ばれるまで大局観をもってすべてのパートナーと協働する
取り扱う商品を誰よりも愛し、知り尽くし、創意工夫をもって最終製品とその消費を提案する熱烈な意思を持つ
パートナーとともに、常に消費トレンドを研究する姿勢